「発生学」とは…
受精卵からヒトが出来上がるまでの一連の流れ。
時間軸に沿って臓器ごとに様々な発生を遂げるので、生物よりは世界史を勉強するような感覚に近い。
医学書では、図が多く動的なイメージで捉えやすいものがおすすめ。
※「人体発生学」ではなく「発生生物学」というジャンルもあるので、購入時に注意。
「発生生物学」…発生にもっと焦点を当てたミクロな発生学、細胞の再生など。例)ギルバート発生学
★★★ラングマン人体発生学(おすすめ!)
- 有名すぎるロングラン教科書
- 総論+各論の丁寧な解説
- イラストと写真も豊富
- 2016年に改定されたばかり
- 発生の過程を解説したアニメーションDVDが超優秀
★★ムーア人体発生学
- ラングマンと似たような中身
- イラスト・文章ともに多めで密度が濃い
- (DVD付きと値段から、ラングマンの方がおすすめ)
★★★人体発生学講義ノート(おすすめ!)
- 2017年に改定(第一版は内容に多少間違いがあったので、買うときは新しい二版を)
- ラングマンでが難しい人におすすめ
- 内容を薄めずに、やさしい説明と理解しやすいイラスト
★★新発生学
- 根強い人気のある「Qシリーズ」
- 綺麗なカラーイラストが多い
- 内容が薄い
- 初学者、または発生学が苦手な人向き