こんにちは、ちちもげです。
マッチングフェアに行った時、いざ病院ブースで話を聞くことになると「何を質問していいか分からない!」ということになりがちだと思うので、まとめておきます。
病院ブースで聞くべき質問
マッチングフェアでは病院ブースに行くと、病院の説明を受けることが出来ます。
また、必ず病院サイドに学生から質問する時間を設けてくれます。
偉い先生や事務の人では分からないこともありますので、これから書く質問は必ず「研修医」にすることをオススメします。
以下に、聞くべき質問リストを5つ挙げます。
- 福利厚生
- 当直&睡眠時間
- 職場&同期の雰囲気
- 医局&専門医
- マッチング
福利厚生

マッチングサイトや公式HPに基本給などは載っていますが、あくまで参考のデータです。
- 基本給(手取りも)
- 当直代
- 家賃補助
税金を引かれた上で手取り(額面)いくらで働いているかを、(失礼にならない程度に)聞いておきましょう。
また基本給は高くても、実は基本給に含まれるからという名目でお金の出ない仕事を追加でしていることもあります。
当直代は、稼ぎたい人にとっては高い方が良いです。
研修医はresidentですので、病院の近くに住むのが普通です。家賃補助は出るか出ないかでだいぶ変わってきます。
聞きづらいことですが、研修医にだって生活もあります。お金の話はぶっちゃけ一番大事です。
当直&睡眠時間

研修医はどの病院でも変わらず忙しいです。特に睡眠時間がどのくらい取れるかは忙しさを反映しています。
- 平均当直回数
- 残業
- 当直明けの仕事
睡眠時間が取れなさそうな要素がどのくらいあるか聞いておきましょう。
忙しさに関しては救急の受け入れ体制も指標になります。三次救急やドクターカー持ちの病院は確実にハイパーです。
職場&同期の雰囲気

- 病院全体の雰囲気
- 立地
- 上級医や他の医療職との関係
- 研修医同士の関係
特に大学病院では付属医大からの研修医が多く、外からの研修医に対して排他的なところもあります。
また、研修医の人数が少ない場合は同期同士の関係を重視するべきです。
当直の押し付け合いなど、非協力的な関係であれば(言わないでしょうけど)、研修医生活はあまり良くないものになりそうです。
医局&専門医

市中病院でも、中心は大学病院の医局から派遣されてきた医師だったりします。
3年目以降、その病院に残るかを考えるためにも医局の話は聞いておくといいでしょう。
- 医局からの派遣or病院が雇用
- 進みたい科がどこの医局メインなのか
- 専門医をどういう流れで取っているか
専門医制度も新しくなったため、(病院側が把握しているかどうかを知るためにも)専門医の取り方についても聞いてみましょう。
この点に関しては研修医よりも偉い先生の方が知っていると思います。
マッチング試験&面接

受けたい病院であれば、マッチングについて具体的な情報を聞き出します。
- 病院見学に複数回行った方が有利になるか?
- 試験の形式や面接との点配分は?
- 試験の過去問はあるか?
- 倍率は?(定員割れしてないか)
- 面接でどういう人がウケがいいか?
知っているのと知らないのとでは試験の受け方が変わってきます!
他にもマッチングについての本が毎年販売されるので読むといいかなと思います。(過去問も載ってます)
まとめ
もちろん実際に働いてみないと分からないこともたくさんあると思いますが、最低でも2年間は過ごすことになる病院です。
しっかり考えて自分の意思で決めましょう!