こんにちは、ちちもげです。
医学部CBT・OECEともに合格していたので、結果をまとめておきます。
CBT
正答率、IRT

- 正答率:82.66%
- IRT:535(問題の難易度を加味した正答率のようなもの)
正答率に関しては、前日に解いたQB模試が81.5%だったので、そのままの結果となりました。
本番の手ごたえよりは高い印象でした。
IRTに関しては、友達の結果と見比べると正答率は私の方が良いのにIRTは低かったため、私はやや問題が簡単だったようです。
コアカリ、ブロック

- A領域:87.50
- B領域:75.00
- C領域:87.50
- D領域:83.33
- E領域:84.44
- F領域:81.81
コアカリごとの結果に関しては、B領域(公衆衛生)の正答率が低かったです。
D、E領域に比べて出題比率が少ないため、QBを解いて満足していましたが、本番は知らないことだらけで泣きそうでした。
- 5肢択一:83.85
- 多選択肢:85.71
- 4連問:71.42
ブロックごとの結果は4連問の正答率が低いです。
※一般的に正解率は「4連問<5肢択一<多選択」が普通のようです。
グラフ

学内では、中の上の成績でした(映えなくてすみません)。
反省点

個人の反省を挙げておきます。
まず、講義動画や参考書を中心に、もっと疾患についての理解を深めれば良かったです。
最終的には結局キーワードゲームになってしまい、考えさせる問題である4連問の正答率が悪いことに直結してしまいました。
次に、圧倒的に公衆衛生範囲の勉強が足りなかったです。
過去問だけではなく、「公衆衛生がみえる」などを全部読むべきでした。
また、CBT落ちで留年した人は「QBの〇×だけで満足してしまった」そうです。
現在そのような勉強法をしている人は注意した方がいいかもしれません。
90%越えを目指すには

正答率が93%だった友人の話をまとめてみたところ、
- 普段から真面目&高成績
- 本番は75%は確実に取れてる手ごたえ
- CBTの勉強というより、国試の勉強をしている
- QBはたまに解くぐらいで、メインじゃない
- 疾患の探求にこだわっている
QBにこだわるのではなく、ひたすらレビューブックなどの参考書を読んで、その疾患について理解している印象でした。
優秀な人たちは「CBTだから」ではなく、やはり普段から国試(もはや研修)に向けて学習するという姿勢が強い印象でした。
OSCE
本番の状況
対策として、前々日に一通り動画を見て、前日に友達と2~3周ほど課題を練習しました。
1週間前からみっちり練習していた人もいるので、少ない方だったと思います。
本番はかなり緊張しました。
試験監督、模擬患者さん、評価者が並ぶなかで1人で演じるのは結構恥ずかしいです。
わずか5分の診察なので回転が速く、すぐ次のステーションに向かわなければいけない忙しさでした。
30分間に5回も手指アルコール消毒をしました(笑)
失敗したこと
私は「救急」が最初だったのですが、テンパり過ぎてAEDを頼むことを忘れました。
院内119を頼んで応援の人を返してしまいしまい、「あれ?何か足りない!!」と我に返り、もう一度応援を呼びました。
ギリギリ電気ショックまで行うことが出来ましたが、持ってこさせなかったら多分落ちていたと思います。
「医療面接」はほとんど練習しなかったので心配でしたが、オウム返し、メモ取り、秘技「それはお辛いですね」でなんとか時間を稼ぎました。
結果グラフ

前述のとおり、救急がやはり低いです。
そのほかは平均でした。
OSCEに落ちる人
一応追試がありますが、OSCEはほぼ落ちません。
ですので落第者はコミュ障だ、人格破綻者だ、と言いたい放題の始末です。
落ちやすいのは「神経診察」と「医療面接」と言われています。
神経診察は課題が多く、スピーディーに行わないと時間切れになります。
医療面接は私の大学では落第者が一番多く、患者さんに何を質問したらいいかを考えすぎて長時間黙ってしまったという理由が最多でした。
まとめ
何はともあれ、CBT・OSCE両方に合格していて本当に良かったです。
CBTでは「絶対落ちた!」と思っても、問題の当たりが悪かっただけでIRTは平均越えの友達もいました。
結果待ちの人は諦めないでください。
OSCEは意外な人が落第していました。気を抜かずに対策しましょう。
これからCBT、OSCEを受験する後輩たちには、たくさん勉強して自分の知識に自信を持って本番に臨んで欲しいです。
応援しています!