4つの副鼻腔

副鼻腔は4つです。
ゴロ「市長になり愕然とする」
市→篩骨洞
長→蝶形骨洞
愕→顎→上顎洞
然→前頭骨洞
副鼻腔の開口部
ゴロ「漉した茶を常備、全然需要なかったので涙した」

漉(こ)した→こし→後篩骨洞
茶→ちゃ→ちょ→蝶形骨洞
常備→上鼻道
全→前篩骨洞
然→前頭骨洞
需要→じゅ→じょ→上顎洞
なかった→中(なか)→中鼻道
涙→鼻涙管
した→下鼻道

イラストはけものフレンズよりアルパカです。元ネタはググってください。
解説
鼻涙管の開口部が下鼻道であることは、泣いた時に鼻水が出ることで実感できますね。
また副鼻腔の位置関係を知っていれば、上鼻道は後方ということだけでなんとかなります。

105F18
開口部の位置を画像で解かせる問題が出てました。ぱっと見、上鼻道と答えそうな場所は嗅裂です。上鼻道はもっと後方ですよ!いいですね!!

中耳の構造物のゴロ
中耳の解剖
中耳は鼓膜〜窓までです。
耳小骨が存在し、音を伝えます。他には耳管が開口していること、顔面神経が通っていること、乳突蜂巣と繋がっていることが重要です。
ゴロ「鼓膜と付き合ってる前提論」
鼓膜と
ツ→ツチ骨
キ→キヌタ骨
ア→アブミ骨
前提論→ぜんてい・らん→前庭窓(卵円窓)
解説
耳小骨の並び順で「付き合ってる」というゴロを聞いたことがあったので、改良してアブミ骨が前庭窓=卵円窓に付着しているところまで覚えられるようにしました。
ちなみに蝸牛窓=正円窓です。消去法で解けますが、こちらも忘れないように。
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鼓膜の外側からツチ骨柄が透けて見えています。
鼓膜が穿孔しているこの写真では、連続するキヌタ骨とアブミ骨が見えますね。
鼓膜に付着しているのはツチ骨「柄」で、ツチ骨「頭」ではないことに注意です。

画像診断まとめ より引用
加速度を感知する構造の覚え方
内耳
内耳には、身体のバランスを司る構造がいくつかあります。
まず耳石器と呼ばれる卵形嚢と球形嚢、それと三半規管の膨大部です。

難聴.com より引用
覚え方
卵形嚢=卵=横に転がる→平行加速度を感知
球形嚢=球=縦に弾む→垂直加速度を感知
膨大部=回転しながら膨らむフグをイメージ→回転加速度を感知
フグはプクーッと膨らむので膨大部の別名は「クプラ」です。