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オージオグラムの読み解き方

R 耳鼻咽喉科

標準純音聴力検査(オージオメトリー)

気導聴力検査(○、✖️)では音が聞こえたら、骨導聴力検査([、])では耳の後ろで震えを感じたら、それぞれボタンを押します。

ボタンを押すという行為が必要なので、自覚的な検査です。(赤ちゃんにはできない)

気導のみが障害されている場合は伝音性難聴、気導も骨導も障害されている場合は感音性難聴になります。

音の大きさと高さを変えて繰り返すして、その様子を用紙に記録します。

オージオグラム

正常

補聴器愛用会 より引用

正常だとこんな感じになります。

縦が音の大きさ(dB=デシベル)、横が音の高さ(Hz=ヘルツ)です。

気導・骨導ともに、30dB(耳元でのささやき声ぐらい)でも聞こえないようであれば、難聴です。

難聴=みみ(3)がわ(0)るい=30dB」で覚えましょう。

伝音性難聴

中耳炎

109G52 より引用

滲出性中耳炎などの伝音性難聴ではこのようにA-Bgap(気導-骨導差)が出来るのが特徴です。

真珠腫性中耳炎では進行すると、加えて感音性難聴をきたして混合性難聴になります。

混合性難聴

耳硬化症

補聴器愛用会 より引用

耳硬化症はA-Bgapに加えて、2000Hz付近の骨導の聴力低下=Kahart’s notch(カハートのくぼみ)がみられることが特徴です。

耳硬化症はアブミ骨の固着が原因ですが、固着させている蛋白が2000Hz付近を感知する蛋白と構造が似ているため聞こえにくくなるらしいです。(私もよくわからない)

伝音性難聴に感音性難聴が混ざっているので、混合性難聴となります。

感音性難聴

メニエール病

109G52 より引用

感音性難聴では、気導・骨導両方とも聴力が低下します。

中でも、メニエール病では回転性めまいに伴う低音域から障害される難聴が特徴的です。

老人性難聴

補聴器愛用会 より引用

老人性難聴では高音域から障害されるので、グラフは右肩下がりになります。

加齢による有毛細胞の変性が原因です。

会話の音域(低音域)が障害されないので、初期は気づかれにくいことも特徴でしたね。

騒音性難聴

109G52 より引用

騒音性難聴では以下の3つが特徴になります。

  • 4000Hz付近=C5dipでの聴力低下
  • 会話音域(500~2000Hz)が正常
  • 5年以上の騒音の暴露歴がある(音響外傷性難聴を除く)

老人性難聴との鑑別が難しい(というかオーバーラップしている疾患なのでは)と思っていたのですが、国試ではグラフだけで解かせる問題はないみたいです。

オージオグラム以外の情報も踏まえて判断したいですね。

まとめ

耳鼻科の検査は色々ありすぎて難しいですよね。まずは基本となるオージオメトリを押さえましょう!

R 耳鼻咽喉科
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