巨大脾腫をきたす疾患
ゴロ「巨大秘書マライア、困ってこんにゃくのせいにした」
巨大秘書→巨大脾腫
マライア→マラリア
困って→こまる→CML(慢性骨髄性白血病)
こんにゃく→もんみゃく→門脈圧亢進症
せい→せんい→骨髄線維症(MF)
した→真性多血症(PV)
解説
通常、脾臓は触診で触れませんが、3倍ほどに膨れて巨脾になると触知可能になります。(小児は正常でやや触れることがあります)
脾腫により脾機能が亢進するので、赤血球や血小板が壊されて貧血や出血傾向をきたします。
症状によっては脾臓摘出術が考慮されます。ということで次のゴロです。
脾摘適応疾患
ゴロ「HAI脾摘」
H→遺伝性球状赤血球症(HS)
A→温式自己免疫性溶血性貧血(AIHA)
I→免疫性血小板減少性紫斑病(ITP)
解説
脾臓摘出が適応となる3つの疾患です。
特にHSは絶対適応となります。
血液疾患以外では、脾腫瘍や脾機能亢進症などで行われます