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消化管の癌の比較と覚え方

A 消化管

食道癌、胃癌、大腸癌を比較しました。

危険因子の覚え方

食道癌

ゴロ「3ABC

  • Alcohol:飲酒(+フラッシャー)
  • Achalasia:食道アカラシア
  • Atsui:熱いたべもの
  • B:Barrett食道
  • C:Cigarette(喫煙

胃癌

  • ピロリ菌(現在は除菌により↓)
  • 高塩分食(海産物の取れる地域で↑)
  • 喫煙

飲酒はリスクにならないので注意!

大腸癌

  • 飲酒
  • 肥満系=高脂肪食、低運動、低繊維食
  • 遺伝子系=RAS、APC、p53
  • 大腸ポリープ、UC

喫煙はリスクにならないので注意!

好発部位の覚え方

食道癌

ゴロ「Mottomo多い」

胸部中部食道(Mt)

=気管支分岐部〜横隔膜食道裂孔までの上半分

出典:有名なもの

胃癌、大腸癌

下の方

=胃下部(L)、S状結腸・直腸

好発する肉眼分類の覚え方

胃癌

ゴロ「胃癌のお西(0-Ⅱc)さん(3)

0-IIc型:表面陥凹型(最多)

103-F35

3型:潰瘍浸潤型

108E45

出典:オリジナル

大腸癌

ゴロ「大腸癌の鬼(0,2)

0型:表在型

2型:潰瘍限局型(最多)

出典:オリジナル

治療の覚え方

まず前提として、

  1. 内視鏡治療
  2. 外科的切除(オペ)
  3. 化学療法(ケモ)

の優先順位があることを覚えておく。

内視鏡治療には、内視鏡的粘膜切除術(EMR)と内視鏡的粘膜下層切除術(ESD) がある。

どっちがどっちか分からなくなったらE「S」Dはsub-(下)のSであることを思い出そう。

以下に覚えやすいようにざっくりとまとめる。正確には各ガイドライン参照。

食道癌

超音波内視鏡で深達度を確認し、粘膜層までであれば内視鏡治療を行う。

粘膜下層以深ではリンパ節転移をしていることが多いので「食道切除(→胃を使った再建)&リンパ節郭清」という大掛かりな手術を行う。

遠隔転移(臓器・リンパ節)があればケモラジを行うが、予後が悪いためか有効な治療方法が確立できていない印象。

胃癌

2018年1月にガイドライン改定。

内視鏡治療の適応は

  • 肉眼的に見て、2cm以内の大きさで、粘膜層まで
  • 分化型(生検して確認!)
  • 潰瘍(UL)なし

この3条件のどれかが欠けても、他2つの条件を満たしていれば適応となる。

食道癌と違うのは、肉眼的な深達度で判断しても良いこと、生検結果や潰瘍の有無が適応に関係すること。

大腸癌

粘膜下層に軽度浸潤まで (大きさは問わず)ならば、内視鏡治療。

それ以外の標準治療はオペ(腸管切除+周囲のリンパ節郭清)。

オペの名前が切る部位によって異なる。

  • Rs(肛門外線から15cm):高位前方切除
  • Ra(肛門外線から10cm):低位前方切除
  • Rb(肛門外線から5cm):腹会陰式直腸切除術(Miles手術)
  • P(肛門管)

※根治不能:Hartmann手術

遠隔転移や腹膜播種があっても、可能ならば積極的に転移巣と原発巣をオペで取るのが特徴。もちろんケモラジも行う。

参考:直腸(肛門から5〜10cm)、S状結腸(肛門から〜20cm)