急速進行性糸球体腎炎
ゴロ「伊賀くんが急速に3Pする」
伊賀→IgA腎症(+紫斑病性腎炎)
急速に→急速進行性糸球体腎炎(RPGN)
3P→GPS、GPA、MPA
GPS(Goodpasture症候群)=抗糸球体基底膜腎炎
GPA(多発血管炎性肉芽腫症)=Wegener肉芽種症
MPA(顕微鏡的多発血管炎)
する→SLE
解説

ちちもげ
伊賀くん、お盛んだね…。
「3P」部分は先にPを3つ書いてから、GとAを左右に2つずつ足すと思い出しやすいです。
急速進行性糸球体腎炎は数週間〜数ヶ月単位で進行する腎炎で、光学顕微鏡で糸球体内に半月体が確認できることが特徴です。
GPAとMPAはANCA関連血管炎ですが、EGPAは腎症状を起こす例は少ないそうです(EGPAは4文字なのでゴロ的にも合わない)。
おまけ:血清学的所見
急速進行性糸球体腎炎(RPGN)を疑ったら、各種抗体を調べて原疾患を調べます。
MPO-ANCA(p-ANCA)やPR3-ANCA(c-ANCA)があればANCA関連血管炎のどれかです。
抗糸球体基底膜抗体(抗GBM)抗体があれば、GBSです。