再生不良性貧血
ゴロ「穴場の愛宕でしっぽり衣食住」
穴場→アナボ→アナボリック(蛋白同化)ステロイド
愛宕→ATG(抗(ヒト)胸腺(ウサギ)免疫グロブリン)静注
しっぽり→シクロスポリン(ネオーラル®)
衣食住→骨髄移植(40歳以下)
解説
再生不良性貧血は症状の強さによって治療が異なります。
軽症~中等症ではアナボリックステロイド、重症例では免疫抑制のためにATGやシクロスポリンを投与します。
また40歳以下であれば造血幹細胞移植も適応です。
おまけ:アナボリックステロイド
膠原病で使うようないわゆる「ステロイド」は副腎皮質ステロイドのことで、タンパク異化作用を持ちます。
AAの治療薬で使うアナボリックステロイドはタンパク同化作用を持ち、テストステロンを含みます。
再生不良性貧血では造血幹細胞の作用を亢進するために使われるそうです。

ちちもげ
競技とかでドーピングとして使われる「ステロイド」だね。