多発性骨髄腫
ゴロ「タコカニクラブは、家でサボれ」
タコ→多発性骨髄腫
カニ=クラブ=CRAB症状
- 高Ca血症(Calcium elevation)
- 腎障害(Renal dysfunction)→Bence Jones蛋白出現
- 貧血(Anemia)
- 骨障害(Bone lesion)→骨打ち抜き像(punched out lesion)、椎体圧迫骨折
家で→自家移植(65歳以下)
サ→サリドマイド ※難治例
ボ→ボルデゾミブ(プロテアソーム阻害薬)
れ→レナリドミド(サリドマイド誘導体)
解説
抗癌剤の第一選択はボルテゾミブかレナリドミドです。
再発例にはサリドマイドのほか、新薬のダラツムマブ(抗CD38抗体)も使われるそうです。
また移植ではMP療法(大量メルファラン+プレドニゾロン)を併用します。
癌の骨転移例にはデノスマブ(抗RANKL抗体 )なんかも使われますね。