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出生前診断の方法と実施時期の語呂合わせ・覚え方

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出生前診断の実施時期

ゴロ「16歳は重要だい」

16歳が→16週

重→毛検査@12週

要→水検査@16週

だい→児血検査@20週

※実施時期が16週±4週ということで、16という数字が重要です

ホリカ
ホリカ

16歳(高校一年生)は重要な時期だよね。

出典:オリジナル

解説

出生前診断には、絨毛検査、羊水検査、胎児血検査があります。

エコー下において母体のお腹に針を刺し、絨毛検査は胎盤を、羊水検査は羊水を、胎児血採血は臍帯から胎児血液を採取して行います。

羊水検査は何かを探り当てる必要がない(刺して吸引するだけ)ので、絨毛検査や胎児血検査に比べると流産などのリスクは低いとされています。

検査では、胎児の遺伝子・染色体異常血液疾患(溶血など)が確認できます。

しかし、費用は10万近くする上、流産などのリスクもあるため、「35歳以上の妊婦で考慮する」という消極的な推奨となっています。

おまけ:NIPT

非侵襲的出生前遺伝学的検査(non-invasive prenatal genetic testing:NIPT)について紹介しておきます。

NIPTは母体の採血だけで胎児の染色体異常(13・18・21番)を発見する画期的な検査です。

絨毛検査・羊水検査・胎児血検査と違って非侵襲的に行えますが、確定診断にはならないため、NIPTで染色体異常があった場合は前述の侵襲的検査を行います。

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