妊娠週数ごとの胎児の発達のゴロ
全体の流れ
ゴロ「民は指示を4回請う」
た→胎動開始@4週
み→脈→心臓完成(心拍確認可能)@8週
指→消化管完成(嚥下運動する)&四肢運動@12週
示→腎臓完成(尿産生量up)@16週
4回→4週ごとの発育
請う→呼吸様運動(胸郭が膨らむ)&股間(性別決定)@20週
解説
心臓・消化管・腎臓に関しては「完成」の4週前から「開始」していると考えると分かりやすいです。
※例えば、尿産生「開始」は12週だが、腎臓「完成」は16週。
造血部位の推移
ゴロ「ニーナ」
卵黄嚢から肝臓(+脾臓)に切り替わる時期:妊娠2週
肝臓(+脾臓)から骨髄に切り替わる時期:妊娠7週
解説
生前の造血部位は、卵黄嚢→肝臓(+脾臓)→骨髄と切り替わります。
生後も骨髄での造血は続きますが、長管骨(大腿骨など)から胸骨や腸骨へと推移します。
成人で胸骨や腸骨で骨髄穿刺するのはこのためです。
肺サーファクタント
ゴロ「事故雑誌」
事故→25週から産生開始
雑誌→34週で完成
※ゴロがいまいちなのでまた考えます
解説
肺サーファクタントが十分にない場合(22週未満の早産児など)、新生児呼吸窮迫症候群(IRDS)になってしまいます。
十分かどうかの判断は、新生児の胃液(すなわち飲み込んだ羊水)が泡立つかどうか確認する「マイクロバブルテスト」が有用です。
全然泡立たない場合は不十分と判断し、肺サーファクタント製剤を気管内投与します。