サイトカイン
サイトカインとは、細胞の分化、免疫反応、炎症反応などをおこすために細胞間でやり取りされるタンパク質です。
- どこで産生されているか
- どんな働きをしているか
以上の2つ(特にはたらき)が大事になってきます。
サイトカインが産生される場所
@マクロファージ「いろはにα」
い→IL-1
ろ→IL-6
は→IL-8
に→IL-12 ※IL-2ではないことに注意
α→TNFα
@Th1「中一に我慢」
中一→Th1
に→IL-2
がまん→IFN-γ
@Th2「中二のトシコは13歳」
中二→Th2
と→IL-10
し→IL-4
こ→IL-5
13歳→IL-13
サイトカインのはたらき
炎症性サイトカイン
ゴロ「いろいろあって炎上」
い→IL-1:発熱、炎症反応、リンパ球・好中球活性化
ろ→IL-6:CRP産生促進
あって→TNF-α:感染防御、抗腫瘍作用
炎上→炎症性サイトカイン
※ちなみにIL-10は抗炎症性サイトカインです。
細胞の分化を担うサイトカイン
ナイーブT細胞→Th1 には IL-12 が必要
ナイーブT細胞→Th2 には IL-4 が必要
※覚え方募集中
クラススイッチを担うサイトカイン
ゴロ「エイサー英語で実施」
IgM→IgE には IL-13 が必要
IgM→IgA には IL-5 が必要
IgM→IgG には IL-4 が必要
※免疫グロブリンはすべてIgMとして最初産生される