アトピー性皮膚炎
症状と検査と治療
主に Ⅰ型(+ IV 型の関与もあるとされる)アレルギーによる湿疹。
掻痒を伴う対称性の皮疹が出現し、増悪・寛解を繰り返す。
Ⅰ型アレルギーを反映し、血液中の好酸球とIgEが高値となる(特に RAST は特異性が高い)。
皮膚描記法で 白色を呈する。
重症度の指標には、TARC(thymus and activation-regulated chemokine)値が使われる。
治療は副腎皮質ステロイドの外用が第一選択となる。
合併症のゴロ「アトピーなのかもしれん」
アトピー→アトピー性皮膚炎
な→伝染性軟属腫(水いぼ)byポックスウイルス
の→伝染性膿痂疹(とびひ)by黄色ブドウ球菌
か→Kaposi水痘様発疹症 byヘルペスウイルスⅠ型
も→(裂孔原性)網膜剥離
しれん→白内障