C型肝炎の治療薬
C型肝炎の治療薬には、
- ソホスブビル
- レジパスビル
- グレカプレビル
- ピブレンタスビル
- エルバスビル
- グラゾプレビル
- リバビリン
などがあります。
これらは直接作用型抗ウイルス薬〈DAAs〉と呼ばれます。
DAAsの登場によって、従来第一選択薬であったインターフェロン〈IFN〉は使用されなくなりました。
C型肝炎に対する第一選択薬は、HCVのジェノタイプによって異なります。
HCV1型では、
- ソホスブビル+レジパスビル
- グレカプレビル+ピブレンタスビル
- エルバスビル+グラゾプレビル
HCV2型では、
- ソホスブビル+レジパスビル
- グレカプレビル+ピブレンタスビル
- ソホスブビル+リバビリン
が使われます。
注意点としては、ソホスブビルは重度腎障害には禁忌、リバビリンは妊婦に禁忌です。
また、グレカプレビル+ピブレンタスビルは新薬であり、他のDAAsよりも投与期間が短いという特徴があります。
C型肝炎の治療薬のゴロ合わせ・覚え方
C型肝炎の治療薬は、
ソース パスして、グレープ レンタル。
で覚えましょう。(出典:オリジナル)
具体的には、
- ソース:ソホスブビル
- パス:レジパスビル
- グレープ:グレカプレビル
- レンタル:ピブレンタスビル
です。
C型肝炎の治療薬と合わせて、B型肝炎治療薬のゴロ合わせ・覚え方もどうぞ。

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