はじめに
こんにちは、ちちもげ(@titimoge_med)です。
初期研修医としての生活も、残り半分近くとなりました。
この記事は「研修医になって本当に必要だった本」のまとめです。
私含めて多くの研修医が陥る「学生時代ほとんど教科書を買わなかったのに、研修医になると参考書を買いまくる」現象の反省のための記録だと思ってください。
研修医は基本的に薄給です。志望科以外において、数千円もする医学書を何冊も買っている余裕はありません。
初期研修としてローテ科を乗り切るために最低限必要なものだけをまとめたので、これから研修医になるかたは参考にしてください!
基本
カルテ:「型」が身につくカルテの書き方
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SOAPをはじめとするカルテのお作法は、もはや医師として常識である。
上級医に習うと個性が出るので、基本として1冊持っておくことをおすすめする。
プレゼン:あの研修医はすごい!と思わせる 症例プレゼン
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カルテと同様、プレゼンも医師のお作法のひとつ。
カンファ、回診、コンサル、学会…、プレゼンの機会は突然やってくるため、早いうちに購入することをおすすめする。
スライドプレゼンの場合は以下も合わせると、一気にデキる研修医風になる。
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手技:診察と手技がみえる vol.2
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手技は回数をこなさないと正直うまくならない。が、やり方も知らない研修医はもちろんやらせてもらえないので、事前にこの本で勉強しよう。
写真や文字よりも、イラストで感覚的に手技のイメージを掴みたいなら「ねじ子のヒミツ手技 vol.1」が鉄板。
どちらも良本なので好みで選んでOK。
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救急・当直
携帯用:当直医マニュアル2022
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右も左も分からない初期研修医には、具体的な治療内容がきちんと記載されている書籍がおすすめ。
分厚めだが、遭遇するだいたいの対応が載っており、さらに毎年改定されているため、アンチョコ本としては最強。
資格用:JATEC
外傷に関してはJATEC(またはPTLS)、心肺蘇生に関してはACLS(またはICLS)がそれぞれマニュアルを作成しているため、受講ついでに購入しよう。
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